今年も、皆さま方のお手元にベーテルカレンダー2026をお届けさせて頂きました。ベーテル花壇に、四季折々咲き誇る花々達から、厳選された唯一無二の逸品です。
カレンダーの歴史は、昨年の紹介で述べてありますので、ご参照いただければ幸いです。
今回は、2026の花々たちを紹介してみます。1月、寒さ厳しい冬場に美しく咲き誇るクリスマスローズです。初めは真っ白な花々がこんもりと美しく姿を見せます。その後ほんのりピンク色に変わり、色濃く不思議な世界を醸し出します。そして緑色になり種をつけます。この花々の雪化粧した作品も一品となります。2月の作品は、ベーテルのお稲荷さんの側で、寒い冬に真っ赤に色づき私たちを見守っている椿です。冷たい雪を纏い美しさが倍増しています。3月、数あるクリスマスローズの中でも、少し暖かくなる季節に咲く、Double Ellen Pinkという品種です。見事な一品として登場しました。
4月、スイセンが咲き春の訪れを教えてくれます。背の低いペチコートスイセン可愛いですよね。5月の花は、アグロステンマ（麦撫子）です。ひっそりと咲きながらも花びらを悠々と広げ存在価値を示してきます。一番美しい時を捉えなければなりません。6月、数多くのバラの中から厳選した白バラです。一昨年久方ぶりに専門家の手で剪定作業を終え、またまた見事に咲き誇ってくれました。７月の薔薇は、昨年Drソガがプレゼントしてくださった、王妃アントワネットです。凛として咲き誇る様子は、王妃そのものです。８月に登場したのは、メアリーローズという品種のバラです。可愛いピンクに惹かれました。
９月は、マンデビラ、サンパラソル、ピーチオレンジです。真ん中のオレンジ色がはっきりしていて目を惹きます。10月は、毎年３階から屋上までツルを這いながら咲き誇る、赤とピンクのマンデビラです。耐寒性が低いため、冬場は暖かい温室で大事に育てられています。花言葉は。永遠の愛だそうです。枯れずに咲き続けて欲しいものです。11月は、花切れの時期にたくさんの蕾を身につけ、高く高くそびえ立ちピンクの可愛らしい花を咲かせてくれる、皇帝ダリアです。霜が降りる前がシャッターチャンスとなります。この時期になると、毎朝蕾の膨らみ具合を見ながらピンクの花びらを待ち望むのです。12月、そして表紙は、花そのものではないものを選びはじめ、今回はベーテル大クリスマス会を飾るクリスマスグッズで楽しんでいただくことにしました。
カレンダーの表紙を飾ったのは、オランダてんかんセンター・メーランボスのマスコットHippopiです。親愛なる友人ヒポピ、親愛なる小さな友人、SEIN 2024のヒポピと書かれています。
拙いご紹介となりましたが、カレンダーをめくるたびに、ベーテルの思いに触れていただければありがたいことです。
海野美千代
