2025/09/28
先にもお伝えしたが、盟友ハンス・バーガー協会HBAから夏野菜のプレゼントを頂戴した。この猛暑・酷暑の中、畑班の汗の結晶だ。お借りしている畑には農業用水の堀が隣だ。水涸れを聞いていないが、採水に苦労されたであろう。揚水ポンプは大丈夫で動いているのだろうか。
苦労して育て上げた作物は随分前から理解に溢れたスーパーマーケットなどに陳列されている。売れ筋の情報に当方は通じないが、相当前から陳列させていただいているのでいずれひいきにし続けてくれている方も少なくないことは確かだ。搬入から売れ残りの処理まで大変な作業であろう。
陳列していただくためには、野菜の収穫、洗浄、袋詰め、搬送、回収、事務作業等、余りに沢山の仕事がある。農産物の出来映えや並び替えはもちろん、商品としての袋の体裁も売りとなる。農作業が不向きの方は、たとえば袋詰めを手伝う。決められた内容量を上手に並べるのに工夫しているものと思う。値段付けをどうしているかまでは知らないが、売れるか売れないかを決めかねない。売れなければ廃棄の憂き目に遭う。
今回の写真は商品札名が見て取れる。一つは「甘長とうがらし」で、「じゃこ、おかか、ゴマ」などに炒めると美味しいとある。この唐辛子は当方は大好物だ。「青じその実」もとてもよい。それなりに取り扱いに通じていれば、きっとお買いいただける。立派なゴーヤだが、百姓生まれの老人にはなじみがないが、みなが騒いでいる。
さて、商札には生産販売者の「サポートセンター・リーチェ」が付されているが、証票と思われるが「農福みやぎ」のマークが付いている。「農福みやぎ」を知っている方はおそらく多くはない。県レヴェルでは農政課農業振興課が音頭をとり、平成30年に「みやぎ農福連携推進ネットワーク」を設置し、令和3年3月に「第3期みやぎ食と農の県民条例基本計画」がなっている。「農福みやぎ」の遙か以前から、多くの福祉機関がそうであるように、農業を一仕事としていることは重要である。その流れなのだろう。一歩前進しているようで心強い。
さて、HBAの皆さまが当方にわざわざお裾分けしてくれるのはありがたいが、もっとずっと嬉しいのが、店頭で売れることだ。生産高と販売高を知りたい。そして、無料での借地なのでこれからの生産計画を知りたいものだが、HBAの畑班員の数も限られているのでどうしたものか。この畑作業の運営については、福祉基金への応募でビニールハウスを手にすることができたなど幾つかの実績があるので、成らぬ皮算用でも構想が披露されるとよいと希っている。
そんなこんなで、HBAの畑班の方々のお給料がわずかでも上がっていくように、言い換えれば、いろいろな方々から様々の視点からご助言、ご支援を募りたいと思う。 (Drソガ)