星空パーティ2025
2025/07/31
7月初旬から連日続く過酷な猛暑日が続いていましたが、例年恒例の星空パーティー当日の本日7月末日、会場のベーテル正面玄関前の駐車場は裏山の木立の影となり少しだけの涼気を感じさせました。熱暑の中、天の神様の思し召しでしょうか、それとも日頃の「てんかん」への真摯な取り組みの賜物でしょうか。いずれにしても、数年ぶりにマスクを外した「フル」イベントとして開催することができました。コーラスのこづみ先生と梅森先生のミニライブは、今年の星空パーティーの雰囲気をそのまま表現したものとなりました。メロディーと歌声に、蝉のコーラスまで重なり、すっかり「日本の夏の夕方」そのものとなりました。
定番人気のスイカ割りは一層白熱しました! 会場みんなの声援を背に、思い切り木刀を振り下ろすと、外れたり、きれいに真っ二つに割れたりしました。そのたびに、まさかに歓声が上がり、案の定での落胆が入れ替わり、大変に盛り上がりました。
我らがドクターソガが持ってきてくださった大小のスイカ。特に大きなスイカは、まるで恐竜の卵のようでした。チューリップで有名な富山の入善町産のジャンボスイカです。千鶴子さんの古里さんです。折角の差し入れなので、新郎新婦のコスプレで姿で、スタッフの加藤千春と有賀穣がスイカ入刀の儀式を披露させていただきました。会場は大いに湧き、喝采の雨嵐でした。今年のスイカは稀に見るクオリティー味で、ホッペ一杯に頬張り、いやかじりつけば、皆のお目々がまんまるんこ。甘んまく、ジューシーってこんなんだと舌鼓を打ちました(鼓というより大きな太鼓!)。
今年のお料理屋台は、バラエティー豊かなメニューが並びました。まさかベーテルで人生初のアサイーボウルを食べるとは、自分でも驚きです。焼肉も焼き鳥も、かき氷もたこ焼きも、みんなで外で食べると、こんなにも美味しさが倍増するなんて、誰もが予想していなかったことでしょう。
ダンスも素晴らしかったです。マツケンサンバ・盆踊りバージョンや、ジャンボリミッキーなど、盆踊りとは少し離れた選曲でしたが、誰もがノリノリでハッスルダンスを踊り、息を切らしながらも笑顔が輝いていました。
最後は「吹上花火」と「打ち上げ花火」で締めくくられました。花火をプレゼントしてくださったこづみ先生、梅森先生。明日が還暦となるお姉上のお祝いサプライズを差し入れてくださった津田さん。また、以前は盆踊りを教えてくださった隣家の島貫さんがお励ましでご訪問。
ラストには、ドクターソガのお話。織姫ヴェガと彦星アルタイルの年一度の逢瀬を祝う星空パーティはベーテル屋上で始めたなどの昔話。なんだかとても名残惜しくなってしまう夕暮れでした。
できることなら「終わりのない夏」が欲しい。他には何もいらない…。 そんな、ちょっぴり感傷的になってしまったのが五十路の私です。このイベントに関わった全ての方々に、心から感謝申し上げます。
有賀 穣 作業療法士