初診
予約

月~金9時~16時
9時~12時
0223-23-1855
(本院・クリニック共通)
カテゴリ
初診の方 再診の方
救急の方
てんかん専門病院
ベーテル
仙台駅前ベーテル

NEWSお知らせ

ベーテルニュース

華やかに桃の節句「ひなまつり」開催〜女の子の健やかな成長を祈り〜

 華やかに桃の節句「ひなまつり」開催〜女の子の健やかな成長を祈り〜

2026.03.03

ベーテルでは、毎月季節の行事を開催しております。発作を止めたいという願いのためには、入院を余儀なくされ、家族や社会の行事に参加する機会を失ってしまう方も少なくありません。発作のために、自粛をせざるを得なかった方々もおられます。この毎月の行事は、闘病中であっても、その時にしか経験できないことを経験し、皆さんと楽しく過ごしてもらいたいと、おこなってきました。

「ひな祭り」もその一つです。ベーテル開設まもなく、あるご家族様よりお子様が成長されたとのことで、7段飾のお雛様をご寄贈してくださいました。その数年後にも、もうお一方様よりご寄贈いただき、外来や検査の待合室に飾り、とても華やかにお祝いができました。そんなある日、ぼんぼりが壊れかけたことに気付いた外来の患者さんが、ぼんぼりを購入して下さり、お雛様を通して人と人との繋がりを感じました。そんなお雛様も、すでに20年ほどの長い間、患者さんを見守ってくれています。

通常ですと、3月3日を過ぎると、また来年までとお休みいただくのですが、二組のお雛様には、15年間続けてきた、東日本大震災の追悼式にも必ず出席していただいていました。お雛様は、私たちにとって「てんかん市民」そのものです。ずっと、お守り頂きありがたい限りです。

「ひな祭り」は、担当するスタッフが着物好きということもあり、いつしか、唯一お着物を着ての行事になりました。なんと今年は8人の方が希望され、とても華やかであでやかな会場になりました。Drソガからいただいた蕾だった桃の花は、次の日には見事に咲き誇り、優しい桃色の笑顔で、皆さんの幸せを祈っているようでした。

今年は、女の子の家に「およばれ」に行き、お客様にお抹茶とお菓子で「おもてなし」をするということでお祝いをしました。お抹茶を点てるのはお着物姿の女性です。「お茶を点てるのは初めてなの」と緊張気味ではあったものの、「おいしいよ」「じょうずー」と励ましの言葉でリラックスができ、とても嬉しそうでした。一杯のお茶で心が通じ合い、どこのグループも笑顔で穏やかでゆったりとした時間を過ごしました。

さあ最後は雰囲気が一転、テーブルを端によけて、着物を着ている女性も、およばれに来た男性もカメラマンも一緒にダンスパーティーです。ダンス曲「オトナブル—」で盛り上がり、楽しい仲間との時間を過ごしました。この日は、いつより暖かく春の訪れが感じられる一日でした。

社会復帰支援科 笠松初枝