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第4回てんかんの利用者さんを守る懇話会が開催されました ECRCS Ⅳ-2026開催報告

第4回てんかんの利用者さんを守る懇話会が開催されました

ECRCS Ⅳ-2026開催報告

 

2026年7月8日、仙台国際センター会議室を会場に、第4回てんかんの利用者さんを守る懇話会 (Epilepsy Care Resources Consortium Sendai:ECRCS、てんかんコンソーシアム仙台)が開催されました。ご多忙の中、当院へ通院されている患者様やてんかん患者の方が生活されている入所施設やグループホームの関係者の方々にお集まりいただきました。

 

まず初めに、カーレ仙台代表、海野美千代が初回から第3回ECRCSまでを振り返り、医療機関と現場の情報を共有することの重要さを再確認しました。

ベーテルからの報告として、理事長秘書加藤千春が2025年度の医事動静について、施設利用者の生活環境の変化、高齢化による影響、てんかん以外への配慮の重要性について報告しました。続いて病棟看護師長石川真弓が、入院を余儀なくされた利用者の実情について、てんかん発作以外の問題も多く容易に重症化しうる実態、入院を契機に生活環境の変更を余儀なくされること、重症化を未然に防ぐための介入の重要性について報告しました。最後に駅前ベーテル院長曽我海馬が、この1年間で身罷られた患者様の情報をまとめ、てんかん以外の疾患へ配慮、入院を防ぐことが死亡を未然に防ぐうえで重要であることを報告しました。

 

会の後半では、各施設様からの実情報告、およびお困りの症例についての検討を行いました。ご参加いただいた施設様は、てんかんや精神障害をはじめ、様々な疾患がベースにある入所者様のサポートを行っていらっしゃいます。てんかん発作であるかどうかの判断の難しさ、発作時の対応、医療機関を受診すること自体の難しさ、施設として統一した対応を取ることの難しさなど様々な話題を提供していただきました。発作の様式や程度、頻度、使用する発作時薬など個々人で全く異なる状況における対応の難しさを共有し、ひとつひとつの症例に対する解決策を参加者全員で検討いたしました。

 

今回のECRCSも数多くの相談をいただき、様々な視点から問題と向き合う非常に有意義な時間となりました。もちろん今回ですべての問題が解決できたわけではありませんが、みなで顔を合わせ繰り返し情報を共有することで、一歩ずつてんかん患者様のよりよい生活へと繋がることを願っております。

 

EPILEPSY CLINIC仙台駅前ベーテル院長 曽我海馬