2025年2月、バレンタインデー。てんかんの使徒聖ヴァレンタインに因み、2015年から始まった「国際てんかんデイ」、IEDです。International Epilepsy Day。2月14日ではなく、2月第2月曜日がその日と定めました。西欧、特にキリスト教国では日曜日が安息日だからでしょうか。どっこい、正式な声明では、てんかんの声を役所に届けるには平日が良いとされ、月曜日となったからです。2025年は第11回になります。2月10日、月曜日です。どなたも#epilepsydayを打ち込み、日本語で良いので思い思いを送信してください。なお、ご自分のてんかんの闘病体験記を中心になさりたい方は、#MyEpilepsyJourneyの方が良いでしょう。その声は、最終的には、①てんかんの現実、②てんかんケアの前進、③てんかんの権利擁護、などに反映されていきます。あなたの声は分け隔てない詳しい区分のどこかに入っていくはずです。「国際てんかんデイ」は新たにGEN(Global Epilepsy Needs) Life Domains、日本語では、世界のてんかん闘病生活領域、を、①てんかんの知識と理解、②安全と救援、③保健体制と幸福度、④不得意と克服、⑤仕事と収入、⑥移動と運転、⑦住まいと地域環境、⑧精神保健と幸福、⑨女性と妊娠・育児、⑩生活目標、などに、またそれぞれを細かに区分していますから、先ずは披露しあうことから始まります。
なお、アート部門もありますので、投稿の仕方が難しければお声をおかけください。
さて、私たちの仙台、広く東北地方では、国際てんかん協会IBEの指示により、地方自治体への働きかけるよう努めており、2025年は2月1日に第7回となるSCAPE(仙台てんかん市民会議)を開催します。6年間の長い道中でしたが、てんかん対策の下地となる地味な討議を重ねてきました。会議記録集は「てんかんケア仙台」各号に所収されています。我が国には、残念ながら、あるいは正しくは、さもありなんなので、複雑すぎるてんかん問題を行政対策にまで高め上げるのが難しい国柄のため、未だに「てんかん対策法」がないのです。SCAPE、仙台てんかん市民会議はその機運を創ろうとしています。幸いにSCAPEは、議員助言団、医学助言団、権利擁護助言団、てんかんケア仙台三位一体団、当事者助言団などが集合できる会議の体裁を保つことができております。今年の総合テーマは、そろそろ「てんかんケア」の実行部隊を育てていきましょう、にまで煮詰まってきました。2月1日会議を経て、宮城県や仙台市にご挨拶にお伺いしましょう、となっております。
ポスターを作成しましたので、どうぞご覧ください。
てんかんのバレンタインデーとして、2月1日は是非、ホテルメトロポリタン仙台に、ちっちゃなチョコを一つ偲ばせて、あなた様のお姿をお見せください。大歓待となります。佳き新年をお迎えください。 (一発起人、Drソガ)