2018年6月23日、ホテルメトロポリタン仙台を会場に開催されました。
記念講演は、ドイツベーテルに魅了され何度も足を運ばれている、とちぎ日独協会会長・宇都宮大学名誉教授 橋本孝先生による「ベーテル150周年を迎えて」と題したご講演でした。てんかんを持つ方々が住む神の家ベーテルは、どんな障害があっても施しよりも仕事をと、現在2400の仕事が準備されているとのことです。皇后美智子さまとの繋がりがあり、日本庭園の整備に庭師を紹介したり幅広く繋がりを持ち続けており、今年9月再度ドイツに向かわれます。
また今年1月に、famoses(子供と家族に学習する機会を提供する)トレーナー研修のためベーテルを訪れた、静岡てんかん・神経医療センターの副看護師長 原稔枝さんが、ベーテルで学んだ医療・看護の報告を行いました。
「ベーテルから学ぶ」をテーマに行われたシンポジュームは、5人のシンポジストによる発表が行われ、参加者の皆さま方と活発な意見交換があり、専門医療の充実と生きる力を支援するセンターの必要性、仕事場の開拓など心ひとつに日本のてんかんの未来が語られました。