2026年10月1日
今年は、異常気象ともいえる長雨が続き、千葉県などでは台風による水害が発生しておりました。宮城県でも例外ではなく、天気予報は一週間傘マークが並ぶ日が続き、それが毎週、毎週継続していました。芋煮会の予定であった10月1日はちょうど台風25号と26号が仲良く日本列島に近づき北上中でした。予報も雨。そんなこととはつゆ知らず、みんなで制作してホワイトボードに貼り付けた大きな具材たくさんの鍋の絵とたくさんのキノコで囲まれた2枚のポスターは当日の出演を待ち遠しように待機していました。
それでも「晴れますように」と、願いました。するとその願いが的中。当日は『天高く馬肥ゆる秋』この言葉がぴったりな天気となり、3F体育館と3Fベランダにおいてみんなの芋煮会を開催することができました。
ベーテルの芋煮会には歴史があります。まだ入院患者さんに若者が多く元気だったころは、ベーテル近くのグリーンピアやハナトピアまで列をなし歩いて出かけ、秋の自然を探索しながら、自然の中のかまどで芋煮を調理しました。その時は、宮城の豚肉を使った芋煮が主流でした。みんなで自分たちが調理した芋煮を頂いた後は、芝生広場で、バトミントンやバレー、鬼ごっこやダンスなどもして自然を満喫して帰ってきました。その時代は、各科からの応援もありベーテルあげてのイベントでした。
徐々に山形の日本一の「芋煮会フィスティバル」を知るようになり、その美味しさから宮城県にいてなかなか味わうことの出来ない山形芋煮が人気となり、ここ数年は山形芋煮をメインで調理しています。本場山形の芋煮は、牛肉と本場の里芋を材料にすることにより味が大変おいしくなるとのことで、調理するにあたり海野室長がわざわざ山形の牛肉を取り寄せてくださいました。もちろん、里芋も山形でとれたものを使用しています。
3年前までは、本場山形の味付けを室長が指導してくださいました。その味を受けついて、他県が実家であるベーテルスタッフもだいぶその味付けに近づきました。今年も熱々の芋煮は大好評で、普段少食の方もそうでない方もたくさん召し上がりお代わりをしていました。おかわりの列を見て、食べ過ぎておなかを壊さないか心配になるほどでした。調理班以外の患者さんは、カラオケを行いそれが調理班のBGMとなり、少々外での雰囲気をかもし出していました。外の北ベランダにもゴザの席を設けました。青空の下太陽の光を受けながら語らいに花が咲き、本日の晴れ間に感謝をするひと時でした。
芋煮は職員も一緒にいただいたのですが、たくさんのおかずはもちろん芋煮から味変したカレーうどんがまた美味しくて二つの味を堪能できて幸せでした。
最後に海野室長を含めイベントを開催してくださった方々、たくさんの時間をかけて準備をして下さった方々、そして秋の恵みに感謝いたします。ありがとうございました。
生活支援課 池田加菜
