2021/02/28
特別警戒注意報2
「地方公共団体情報システム機構」なる差出で、マイナンバー交付申請のご案内なる書状が届けられている。一方、申請書は「個人番号カード交付申請書 兼 電子証明書発行/更新申請書」とあり、宛先とは明記されていないが「地方自治体長宛」ながら、その下に(地方公共団体情報システム機構 宛)とある。今回の案内では、この3月からマイナンバーカードは健康保険証の代わりになるとも書いてある。当院の事務方も知らない話だ。せめてカードリーダーを準備せよぐらいの指示があると思うが、知らされていないということだ。
先にCOVID-19ワクチン接種をマイナンバーにひもづけるとした政権の意向を伝えたが、今回の知らせはこれに連動しようし、またおそらく5年を経過することになる申請当時20歳未満だった方々の再申請に当たるのかも知れない。えっと驚いたのは、マイナポイントなるものがあり、マイナンバーカードを受け取ってから三種類のいずれかで手続きを踏めば、上限5000円相当(付与率25%)がもらえるとのこと。但し、2021年3月までに申請手続きした場合に限られ、また2021年9月までの期限付きで、チャージまたはお買い物が対象とのこと。よく分からない話だ。一面では、私たちの税金でマイナポイントをばらまくということでもあるが、負担軽減策あるいは減税であるとでも言うのだろう。
総背番号制導入も随分と体裁を変えてきたものだ。国というものは一度言い出したら、10年、20年、もちろんそれ以上かけても、手を代え品を代え、必ずやり抜くものだ。
忘れないようにしたい。個人の大切な情報・秘密のうち、健康情報、私たちの場合はてんかんが「健康保険証」から漏れていく。
(Drソガ)