新年あけましておめでとうございます。
2021年1月4日、ベーテルでは入院中の患者の皆さんと共に新年会が開催されました。今回はソーシャルディスタンスを保ちながら、感染対策を徹底したうえでの開催となりました。今年も無事開催できましたことを喜ばしく思います。
毎年恒例の干支だるまへの目入れ式や、患者のみなさんの今年の抱負を発表していただきました。この干支だるまはDrソガが毎年、患者様の健康をお祈りして買ってきて下さいます。今年はCOVID-19災禍により、お店に買いに行くことはできませんでしたが、今年の干支である丑のだるまを手に入れてくださいました。数人の患者さんが、目入れを行い、その様子をみんなで見守りました。
スタッフを代表して、作業療法士の佐藤さんがフルートを演奏しました。曲目は「You Raise Me Up」で、「あなたが力づけてくれるから」「あなたがいてくれるから」などの意味があり、新年への期待を込めてこの楽曲に決めたとのことです。フルートの綺麗な音色に癒されました。
Drソガからは、瀬戸内寂聴さんの日めくり暦、についてお話がありました。今年は1日から3日まで、「笑うこと」に関する言葉が並んでいたとのことです。中でも「1日1回笑ってください。その笑顔は、周りの人たちを、きっと幸せな気持ちにします。」という言葉は、患者の皆さんだけでなくスタッフの心にも深く響くものがありました。入院中の患者の皆さんの笑顔が、スタッフの原動力になっています。
COVID-19により、今年もイベントは縮小傾向で、皆さまと直接お会い出来る機会もなかなか得られない状況にありますが、どなたさまも今年一年を笑顔で過ごすことができるよう、心よりお祈り申し上げます。
作業療法士 菅本沙希