・MACB:全スタッフ オンライン研修を本格開始 初回は【メラトベル顆粒小児用0.2%】 2021-01-22

・MACB:全スタッフ オンライン研修を本格開始 初回は【メラトベル顆粒小児用0.2%】 2021-01-22

MACB:全スタッフ オンライン研修を本格開始 2021-01-22
初回はメラトベル顆粒小児用0.2%

 

コロナ禍にありながらも、さまざまな研修をオンラインで受講開始しており、中でも、MACBは全スタッフ集合での研修となっている。

今回、神経発達症の入眠改善薬として期待されるメラトベルについて、1月22日ノーベルファーマ株式会社の担当者とオンライン研修会を開催した。

神経発達症は、旧来の知的障害や自閉症スペクトラム、ADHDなどの発達障害を総称したもので、症状や特徴の改善のためには睡眠リズムを整える必要性が示唆されてきたが、そこにピンポイントで治療を行う薬剤が今まで販売されて来なかった経緯があるとのことで、メラトニン受容体に作用するメラトベルが開発され、2020年3月に承認、販売されたとのことであった。

本剤の注意点として、血中濃度の低下の可能性から食事と同時の服薬を避けること、増量には1週間以上の間隔を空けること、光の影響を受けるため遮光性を保った保存を行う必要性などが伝えられた。

会場からの質問に対し、小児期の限定的な適用になっているが、今後は成人の適用に向けての動きがあること、服用に際して服薬ゼリーなどの使用が検討されたコメントがあること、顆粒以外の剤形の検討がなされていることなどの回答を頂き、神経発達症を持つ患者さんも多数来院されるベーテルのスタッフとして、新たな知識を得る機会となった。

公認心理師 阿部佑磨

 

コメントは受け付けていません。