・ドラベ症候群患者家族会からの知らせ

・ドラベ症候群患者家族会からの知らせ

過日お知らせしました発作重積時の救急頓服薬(口腔用液:Buccolam(商品名ブコラム)のスピード承認に貢献した「ドラベ症候群患者家族会」から、11月吉日付けのお礼状が届きました。

Dravet症候群は、フランスのマルセーユ在のてんかんセンター・サンポールCentre Saint Paul、アンリ・ガストー(H Gastaut)病院のCharlotte Dravet先生が抽出した疾患単位(症候群)で、極めて難治な(薬物治療抵抗性が極めて高い)経過を示します。発作群発、重積、突然死なども特徴の一つです。家庭内等で対処できる頓服薬が承認されたことは画期的です。なお、ブコラム(ミダゾラム)にはいろいろな製剤・剤型があります。ブコラムは2011年にヨーロッパ医薬品局EMEのCHMP(Committee for Medicinal Products for Human Use)から承認を受けています。

なお、Dravet女史は、H Gastaut教授が抽出したレンノックス・ガストー症候群LGSの基礎データを博士論文としてまとめ、LGSの産みの母としてもてんかん医学の歴史に残る方です。

ドラベ症候群患者家族会(DravetSyndrome JP)のホームページはhttp://drvetsyndromejp.orgです。ご訪問あれかかし。

コメントは受け付けていません。